よくあるご質問(FAQ)は慶應における運用を示しております。最終判断は、各施設の担当者にご確認ください。
当サイトの情報の転載、複製、改変等は禁止いたします。
当サイトの情報の転載、複製、改変等は禁止いたします。
FAQ Q.3-13 診療科のメンバーを対象に研究を実施することは可能ですか?
- 回答
- A.3-13
診療科のメンバーを研究対象者として研究を実施することは可能です。但し、研究者との上下関係や、同意を拒否した場合の不利益を予想して、自発的な意思決定が不当に影響を受ける可能性がある人は、「社会的に弱い立場にある者=社会的弱者」に該当します。「社会的弱者」を研究対象者とする場合は、公正な立会人の同席や、直接的な上下関係のない者が研究内容を説明し、考慮する時間を十分に与えるなど「自由意思の確保に配慮した対応」を行うことが求められています。「当該研究における社会的弱者(下位職員など)の参加の必要性」や「弱者への特別な配慮方法」を具体的に研究計画書(プロトコル)に明記し倫理申請してください。参考:人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理ガイダンスP2 第1 目的及び基本方針 9 及びP66 第7 研究計画書の記載事項 4
https://www.mhlw.go.jp/content/001237478.pdf#page=5なお、当該研究における「社会的弱者」の参加要否及び倫理的観点等に関しては、最終的には倫理審査委員会において審査・判断されます。審査の過程で、申請者が倫理的に問題ないと判断した根拠について照会される可能性もあります。
管理番号:312 / 更新日時:2025/02/19 05:57:50 PM